放送作家の見聞録!

放送作家の見聞録!は放送作家に関するサイトです

home

mail

放送作家について

1978年生まれ。
大学卒業後、AD、リサーチャーなどの経験を経て作家に転身。
2004年に「天才!志村どうぶつ園」で作家としてデビュー。
現在はフリーの放送作家・ライターとして活動中。
自身の経験を活かし、2008年に業界専用ルームシェア
「あいべや」をオープン。

大学卒業後は作家ではなく、制作会社で働かれていたそうですね。なぜ制作会社に入ろうと思ったのですか?

実は学生の頃、放送作家という仕事があるのを知らなかったんですよ。 学生時代は絵に描いたような普通の人生だったんです。 ごく普通の高校に通って、そのまま大学に進学してって感じで。 周りが就職活動を始めたときに、自分も就職について考えるようになって、その時に仕事ぐらいは楽しんでやれるものがいいなって思ったんです。 それでテレビの世界は楽しそうだなと。
完璧にミーハーな考え方でしたね(笑)。 芸能人に会えるかも、ロケで海外にいけるんじゃないか、とか。 大学の4年の頃は単位も取って暇だったので、まずアルバイトとして制作会社に入ったんです。入ってみて、すぐにそんな甘い世界じゃないって痛感しました。 忙しかったし、辛かった。でも楽しかったです。時間もあっという間に過ぎましたね。そのまま制作会社に就職しました。

なぜ作家へ転身しようと思われたのですか?

ディレクターやAD、作家といった色んな人間が協力して一つの番組を作り上げていくんですが、二年半くらい現場で働いているとそれぞれの仕事の内容が分かってきて、自分には作家の方が向いてるんじゃないかって思うようになったんです。 AD時代に台本なんかを書くこともあったんですけど、それが楽しくて。 元々、書いたり考えたりっていう作業が好きだったっていうのもありましたね。 それに制作スタッフだと一つの番組に対して関わる時間がどうしても長くなっちゃうんですが、作家は一つの番組に割く時間が制作スタッフと比べると比較的短いんです。 だから色んな番組を掛け持ちすることも可能なんですよ。やっぱり色んな番組に関わることが出来れば、新しく学べる機会も多いですしね。まあ、仕事がもらえればの話ですが(笑)
そういったことから次第に作家になりたいって思うようになりました。

作家になろうと決めてから、具体的にどういった行動をとったのですか?

ADの頃に知り合ったプロデューサーやディレクターに「作家になりたいので何かチャンスないですか?」ってずうずうしく電話したりしてましたね。とは言っても、いきなり作家の仕事なんてあるわけもなく、企画書を出しまくったり、無償で台本やナレーションを書いたり、リサーチャーとして番組に参加させてもらったり。とにかく、がむしゃら(笑)。で、特番やBSの企画が通ったり、運よく新番組の作家として入れてもらったり・・・って感じですね。

ADから作家になって一番大きな変化は何でしたか?

やっぱり仕事の現場が変わったってことですかね。ADのときは撮影に行ったり、編集所で缶詰になったり、っていうのが主な現場だったんですけど、放送作家になってからは会議が仕事の現場になりました。番組の定例会議だったり、企画会議だったり。 作家は会議で喋るのが仕事ですから。アイデアを出さない作家なんて、いる意味がないですからね。 だからADのときと違って、プレゼン力って重要だなって思いましたよ。 でも、だからといって周りを無視して好き勝手喋ってもいけないんですけどね(笑)。