放送作家の見聞録!

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放送作家について

Q...今まで書いてきたコントは大体何本くらいですか?

単純に一日一本書いてるとして、20年以上やってるんで七千本ぐらいは書いてるんじゃないかな~って思います。おそらく、それ以上書いてるような気もしますが…。 作家を始めてから気がつけばずっと書いてましたね。
ひょっとしてコントだけなら日本で一番書いてるんじゃないか?って思ったりもします(笑)

Q...コントを書いていてスランプに陥るときはありますか?

あの…、こんなこと言ってはあれなんですが…、正直言うと無いんですよ。 何も書けなかったということはありません。 というよりも、“書かざるを得ない状況”だったと言ったほうが正しいですね。 悩んでる暇が無いんです。書かないということは穴を空けるということ。自分が書かなければ他の人が書く、そうしたら仕事が無くなってしまう。そう考えると「書けない」なんて言えないんです。 だからいつも絞り出してきたという感じ。幸いレギュラーもあって、コントを書き続けないといけない環境にあったから、自然とネタを出せるように頭が訓練はされていたのかもしれませんね。

Q...作業中、気分転換の方法などはありますか?

洗濯をすると結構気が紛れて作業もはかどりますね。これは他の作家さんたちもよく言っています。なぜか掃除じゃなくて、洗濯なんですよ。 パソコンで作業をするようになってからは、気分転換というか、気が散るものが多くなって困ります。ちょっとクリックすれば色んなものが出てくるんだから。昔はせいぜい、テレビを見たり、雑誌を読んだりする程度。ほんと無駄な時間が多くなったなぁ~って自分でも思います。見なければいいんですけど、これがなかなか…。

Q...放送作家に必要な能力は何だと思いますか?

う~ん、なんだろう…?観察力かな…。文章の上手さや構成力は、やってるうちに誰でも身につくものだと思います。自分も学生の頃は作文が大嫌いで、全くそういう能力は無かったですから。僕の場合、コントのアイデアはほとんど日常で起こったことを参考にして書いてます。自分で見たり、体験したことじゃないとなかなか本に出来ないタイプなんで。でも、だからといって普段から「何か面白いことは無いか?」って意識して生活してるわけでは無いんです。探しているとなぜか逆に全く見つからない。だから全然意識はしてません。でも、ネタを考えるときに、数日前に見た光景が自然と頭に浮かんでくることがあるんです。多分、どこかで見たものを記憶してるんでしょうね。自分でも分からないけど、そういうことが多いんです。だから無意識のうちに観察してるんじゃないかなって思います。 あとは、そのネタをどんな切り口で見せるか。そういう表現力も大事だと思います。

Q...放送作家を目指している人へアドバイスをお願いします。

正直、素直にお勧めは出来ない職業ですね。こういう業界で働きたいという気持ちは分かるけど、思ってたほど楽じゃないし、かなりの覚悟はいると思います。単なる憧れだったら止めたほうがいいと思います。信頼が全ての職業なので、来た仕事は真面目に、そして真摯な態度で努める。そして尚且つ結果を残す。あいつに書かせれば大丈夫だと一人でも多くの人間に自分を認めさせることが大事です。

Q...今後の目標を教えて下さい。

大げさな話をすると、世界に向かって頑張りたい、言葉の壁を越えたいというのはあります。
『サラリーマンNEO』(NHK)という番組が、アメリカの国際エミー賞にノミネートされて、実際にニューヨークに行ってみて、海外の人にも伝わるということが分かったから。これをきっかけにそう思うようになりました。